【安藤尚美 ~ NAOMI ANDO ~】

ぐるぐるリサイクルアート展

ぐるぐるリサイクルアート展

 

無事搬入が終わり、元に戻ったオフィス。

嵐が過ぎ去った後のように静か。

 

 

小学校の先生からの1通のメールから始まった。

180人の生徒、5年生がリサイクルアートに取り組んでいます。

アーティストの立場から何か教えてもらえませんか?

 

 

 

私には技術がないし、大したアーティストでもない。

そんな私が伝えられること、できることは、展示の楽しさ。

そして、このリサイクルアートの素晴らしい取り組みを

たくさんの方に見ていただくことでは?

と思いつき、先生を誘ったことがスタートとなりました。

 

 

 

教室に出向き6クラス回り、一緒にやろうと180人の生徒たちに

呼びかけた。

 

 

11月12日、30人ずつ6回に分けて、子供たちが自らの手で搬入した。

 

 

 

先生たちや、仲間のみんなが会場レイアウトをしている中、

私は肺炎となり倒れた。高熱とひどい咳で眠れなかった。

 

 

 

悔しく情けなく、、

 

 

 

病院に通いながら、自分でも驚くほどのスピードで回復させた。

期間中4日以上も、会場に行くことができた。

もう会場を見ることすら叶わないと諦めていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の搬出が終わり、気づいたらすべて終わっていて。

たくさんの方々の笑顔が今、思い出となり残っている。

忙しい中、時間を作って来てくださった友人の方々、いろんなことを背負いながら手伝ってくれた仲間たち、会場を貸して応援してくださった馬場さん、200名以上の方が関わってくださるイベントを主催したのは

初めての経験だった。

 

 

 

 

至らないことだらけの私でしたが、子供たちにやり抜くことを伝えることができたのではなく、私が教えられたし、機会を与えていただいたんだなと生徒達にも、皆様にも感謝しかありません。

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